米FRB が0.25%の利上げを決定 引き続きインフレ抑制目指す

© Flickr / ctj71081米連邦準備制度理事会(FRB)
米連邦準備制度理事会(FRB) - Sputnik 日本, 1920, 04.05.2023
サイン
米連邦準備制度理事会(FRB)は、3日までに行われた連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.25%の利上げを決定した。これにより政策金利は5.00~5.25%となり、2007年以来の高水準となった。
FRBはさらなる利上げが適切であると強調し、長期的には最大限の雇用と目標であるインフレ率2%の達成を依然として見込んでいるという。FRBの報道発表では以下のように述べられている。

「金融政策の適切なスタンスを評価する上で、委員会は、経済見通しに対する入ってくる情報の影響を引き続き監視する。委員会は、委員会の目標の達成を妨げうるリスクが生じた場合、金融政策を適切に調整する用意がある」

日本銀行の植田和男総裁 - Sputnik 日本, 1920, 02.05.2023
再び円安が加速、約15年ぶりのユーロ高 背景には何が
FRBはまた、2022年5月に公表した計画に沿って、保有資産の圧縮を継続することを確認した。計画では6月1日から、最初の3カ月は月475億ドルずつ縮小(うち300億ドルは財務省証券、175億ドルは住宅ローン担保証券)、9月以降は月950億ドルずつ縮小となっていた。
FRBは3月にも0.25%の利上げを決定。昨年12月には50%の利上げを行った。FRBは新型コロナウイルス感染拡大による経済効果を受け2020年3月、政策金利を0.5%、1%と相次いで引き下げた。その後、6月の会合で、1994年11月以来27年半ぶりとなる0.75%の大幅な利上げを決定した。
関連ニュース
米財務省、早ければ6月1日にも債務不履行に陥る可能性を警告
米ファースト・リパブリック銀行が経営破綻 SVB超え史上2番目の規模
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала