Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

「今攻められれば持って3日」 イタリア、ウクライナ支援で弾薬が枯渇

© 写真 : Ministero della Difesaイタリア軍兵士
イタリア軍兵士 - Sputnik 日本, 1920, 05.05.2023
サイン
ウクライナへの軍事支援の影響で、イタリアでは深刻な弾薬不足に悩まされている。伊軍によると、現状の備蓄で戦争になれば抗戦できるのは長くても3日だという。伊大手紙「コリエーレ・デラ・セラ」が伝えた。
同紙はイタリアがウクライナへの軍事支援を強化したことで、様々な大砲に使う砲弾の備蓄が枯渇してきていると指摘している。

「爆発物や火薬が足りておらず、国家安全保障上の大きな問題になっている。国防省関係者によると、伊軍は『不十分な補給』によって苦しめられており、それが『深刻な困難』を招いている」

伊議会の国家安全保障委員会ではこのごろ、6回ものウクライナへの軍事支援を受け、「伊軍の部隊に残された弾薬は少ない」と問題が指摘された。弾薬を供給する軍需企業は需要を満たせるだけの製造能力がないといい、通常弾薬は3年、ミサイル(誘導弾)に関しては6年の納期が必要だとされている。
M109自走榴弾砲 - Sputnik 日本, 1920, 02.05.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
「自ら求めた」 伊国防省、戦闘で使えない自走砲をウクライナに供与した理由を説明
このような状況を受け、伊政府は弾薬備蓄の補充をめぐりワシントン(米国)に助けを求めた。だが、米側の答えは「列に並んでお待ちください」とのことだった。しかも「ほとんどすべての欧州連合諸国が同様の問題に悩まされており、その列は非常に長い」という。
また、伊軍参謀本部の高官は政治家らに対し、仮に現時点でイタリアが他国に攻め込まれた場合、「抗戦能力は48~72時間と推定される」と警鐘を鳴らしている。
イタリアは先月16日、ウクライナに自走榴弾砲「M109L」を供与した。だがその後、供与された20基すべてが戦闘で使える状態ではなかったと報じられていた。
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