【図説】2023年、外国人労働者にとって最も物価の高い都市は?

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世界的コンサルタント会社「マーサー」が実施した調査によると、2023年、移住労働者にとって世界で最も物価の高い都市は、香港、シンガポール、スイス・チューリッヒであることがわかった。3都市のほか、トップ20にランクインした世界の各都市をスプートニクがインフォグラフィックでまとめた。
生活費ランキングで香港は2年連続で首位の座を維持。2位のシンガポールは昨年から順位を6位上げ、チューリッヒを3位に押し下げた。
これら3都市に次いで、トップ10にはジュネーブ(スイス)、バーゼル(スイス)、ニューヨーク(米国)、ベルン(スイス)、テルアビブ(イスラエル)、コペンハーゲン(デンマーク)、ナッソー(バハマ)がランクインした。
昨年のランキングでは、トップ10にアジア圏から4都市がランクインしたものの、今年はわずか2都市に留まっている。日本の首都東京は19位にランクイン。前回より順位を10位下げた。
対して、最も物価の安い都市はパキスタンのイスラマバード。次いで同じくパキスタンのカラチ、そして大幅な通貨切り下げを実施し、順位を83位下げたキューバのハバナとなった。
マーサー社は、ロシア・ウクライナ危機の深刻化や感染力の強いコロナウイルスの変異株の出現など、2022年に世界経済を形成した重要なファクターは、2023年も引き続き影響を及ぼすだろうと指摘。また、各国が積極的な金融政策を導入し、世界的な金融環境が引き締まっているため、多くの国では今年、失業率の上昇とともに所得の伸びも鈍化するおそれがあるとした。
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