Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

ウクライナの投降兵 兵士が「レオパルト」に乗るのを恐れる理由を明かす

Leopard 2A4  - Sputnik 日本, 1920, 04.07.2023
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ウクライナ兵は独製戦車「レオパルト」を含む外国製兵器に乗るのを恐れている。ウクライナ軍ではロシア軍が西側諸国から供与された兵器の「狩り」を行っていると皆確信している。ウクライナの特殊部隊「クラーケン」の投降兵、アンドレイ・プリホディコがスプートニクに対し語った。
プリホディコは次のように話している。
「兵士らがとても恐れながらレオパルトに乗り込むのを見てきました。なぜかといえば、こうした兵器が戦場に出たら大口径の砲弾を含む全てのものが次々に飛んでくるからです」
プリホディコは外国製の戦車や歩兵戦闘車は「長生きしない」と打ち明ける。それはロシア兵は西側兵器を対象とした「狩り」を宣言しているからだという。
露国防省が公開した破壊されたウクライナ軍の戦車 - Sputnik 日本, 1920, 03.07.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
「数分で壊滅」 戦車「レオパルト」失ったウクライナに失望の声=独紙

「ヒョウ」か「標的」か?

これまでに、ウクライナ軍のバレリー・ザルジニー総司令官は、米紙「ワシントン・ポスト」に対し、西側諸国が供与し6月に戦線に投入された戦車や歩兵戦闘車の一部が、すでに破壊されたと明かしていた。そして、戦場でのレオパルト「レオパルトではなく標的だ」と指摘していた。
7月3日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、ウクライナが反転攻勢を開始してからの1ヶ月の間に、レオパルト16両、航空機15機、ヘリコプター3機を含む920の軍事装備を撃破したと発表した。
米誌「アトランティック」のコラムニスト、フィリップス・ペイソン・オブライエン氏は、ロシア軍が有効性の高い兵器を有しているため、西側諸国が供与した兵器さえ撃破していると指摘。具体的な要因として、大量の火砲とロケットランチャーを展開していることや、優れた対戦車システムを保有し、広大な地雷原をつくったことなどが挙げられている。
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