Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

ウクライナ向けレオパルト戦車「近代化」 独製戦車にソ連の装甲を装着=メディア

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ウクライ向けレオパルト戦車「近代化」 独製戦車にソ連の装甲を装着=メディア - Sputnik 日本, 1920, 06.07.2023
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ソ連製の爆発反応装甲「コンタクト1」を装着したしたウクライナ軍向けの独製戦車レオパルト2A4の動画がネット上に出回っている。西側メディアArmy Recognitionが報じている。報道によると、レオパルト戦車の砲塔と車体側面にソ連製の「コンタクト1」が装着されている。
Army Recognitionによると、ドイツの軍人らはレオパルト2A4の装甲について、ロシアの戦車T-90や改修されたT-72 戦車の砲弾から防護するには十分ではないと主張している。
一方、Army Recognitionの記事では、「コンタクト1」を装着したレオパルト2A4は今や、最新世代の成形炸薬弾に耐えることができるほか、対戦車ミサイルや携帯対戦車擲弾発射器の脅威にもより効果的に対処することができ、これは戦場での戦車の生存率を向上させると指摘されている。
© 写真 : Social media page of Praise The Stephソ連製の爆発反応装甲「コンタクト1」を装着したしたウクライナ軍向けの独製戦車レオパト2A4=ネットユーザーがツイッターに投稿した動画のスクリーンショット
ソ連製の爆発反応装甲「コンタクト1」を装着したしたウクライナ軍向けの独製戦車レオパト2A4=ネットユーザーがツイッターに投稿した動画のスクリーンショット - Sputnik 日本, 1920, 06.07.2023
ソ連製の爆発反応装甲「コンタクト1」を装着したしたウクライナ軍向けの独製戦車レオパト2A4=ネットユーザーがツイッターに投稿した動画のスクリーンショット

1970年代に開発されたソ連製の「コンタクト1」は、多数の長方形の鋼板で構成されている。そこに爆発物が入っている金属製の箱で構成されている爆発反応装甲に成形炸薬弾が被弾すると爆発物が爆発する。被弾した成形炸薬弾がもたらす高速(約7km/秒)のジェット(噴流)が箱の内部にある爆発物を爆発させる。爆薬を挟み込んだ金属板が高速で吹き飛ばされ、側面から弾頭に衝突することで噴流のエネルギーを大幅に弱める。これにより、車両の主装甲を貫通する際の成形炸薬弾の有効性が低下する。

どんどん失われるレオパルト戦車

7月3日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、ウクライナ軍が突破を試みる各戦線で、これまでにロシア軍が「レオパルト2」16両を撃破したと発表した。これはポーランドとポルトガルがウクライナに供与した「レオパルト2」の数にほぼ匹敵する。
西側では、ウクライナ軍が反転攻勢を開始してからレオパルト戦車がどんどん失われていることに「失望」の声が上がっている。
しかもレオパルトは、米製歩兵戦闘車「ブラッドレー」と並び、ウクライナ軍が保有する最も近代的な装甲車両の一つだと考えられている。
なお、ウクライナの投降兵がスプートニク通信に語ったところによると、ウクライナ兵は戦車に乗るのを恐れている。戦場では戦車が標的となり、ロシア軍があらゆる手段を使って狙ってくるという。
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