【特集】フィギュアスケート選手、アリョーナ・コストルナヤ 日本では本当にさまざまな感情を抱いた

© 写真 : Dmitry Gavrilovアリョーナ・コストルナヤさんとゲオルギー・クニツァさん
アリョーナ・コストルナヤさんとゲオルギー・クニツァさん - Sputnik 日本, 1920, 10.07.2023
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フィギュアスケート女子のロシアチャンピオンで、2019/2020シーズンのグランプリファイナルの優勝者、そして2020年にヨーロッパ選手権を制したアリョーナ・コストルナヤは今年、大きな出来事を経験している。まず、シングルからペアに転向し、そしてパートナーのゲオルギー・クニツァとの結婚を予定している。2人を指導するセルゲイ・ロスリャコフコーチは、このペアには将来性があると考えており、2人にロシア代表入りを果たすという課題を与えている。スプートニクはこのロシア・フィギュア界最高レベルの新たなペアにインタビューを行い、これからの希望、今後の予定、今の思いなどを伺った。
スプートニク:今の大きな目標は9月のテストスケートに出ることでしょうか?
コストルナヤさん:そうですね、それを目標に、自分たちの力を最大限に出せるよう努力しています。もちろん、代表に入りたいと思っていますが、すべてはどのようなコンディションに持っていけるかにかかっています。絶対に代表入りできるとは言えませんし、まったくチャンスがないとも言えません。すべては自分たち次第です。
スプートニク:おふたりは今年の2月にトレーニングを始められました。4月にプログラム「クレイジー・イン・ラブ」でデビューし、6月にソチで演技を披露されましたが、この半年でどんな結果を得られましたか?トリプルジャンプを含めて、どんなエレメントをすでに習得されましたか?さらにこれから磨いていかなければならないのはどのようなところでしょうか?
コストルナヤさん:あれはグループに合流して2日目で、休暇から帰った翌日に滑らなければなりませんでした。ですから、できるすべてのエレメント―大きなミスをしないもっとも安全な要素をすべて集めて、一つのプログラムにしたんです。ですが、結果的には悪くはなく、コーチも気に入ってくれました。この半年の間に、必要とされるすべてのトリプルジャンプを習得しました。
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クニツァさん:そうですね。トリプルジャンプのすべてのエレメント、難易度4のすべてのリフト、デススパイラル、スピン、ステップなどを習得しました。今はこれらすべての要素を入れて、一つのプログラムにするためトレーニングしています。というのも、エレメントを一つずつこなすのと、プログラムを演技するのはまったく別物だからです。
スプートニク:ペアとしての2人の「すり合わせ」というのはもう出来上がっていますか?それともかなりの時間を要するものなのですか?
コストルナヤさん:いや、これは本当に長い時間を要するプロセスなんです。
スプートニク:これまでシングルスケーターだったということで、やはり相手に合わせることやシンクロ性というのは難しいものですか?
クニツァさん:難しいですね。アリョーナにとっては特に難しいのではないでしょうか。
コストルナヤさん:本当に難しいです。これまでは自分の演技に責任を持っていればよいだけでしたが、ペアでは自分の滑りや技に2人の結果が左右されるので、何か失敗すると、いつもわたしのミスよ!と叫んでいます。すると彼は、いや2人のミスだよと言ってくれますが・・・本当に難しいです。エレメントで、どちらかがミスをしても、両方の責任になるんです。
スプートニク:お互いのどこを一番評価していますか?
クニツァさん:アリョーナは自分の目標を変えないところが素晴らしいと思います。たとえそれが辛いものであっても、いつも決められたスケジュールで進んでいます。泣いたり、怒ったりすることもありますが、コーチの出した計画どおりにやろうとしています。そして、彼女と一緒に滑れるということを大切に思っています。
コストルナヤさん:わたしも、ゲオルギーに対してまったく同じことを思っています。
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Российские фигуристы Алёна Косторная и Георгий Куница - Sputnik 日本, 1920, 10.07.2023
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スプートニク:世界のフィギュア界でもっとも優れたスケーターは誰だと思いますか?
コストルナヤさん:長い期間、活動しているという意味でカロリーナ・コストナーですね。また彼女の動きを見ていると、自分がやっていることが好きなんだということが伝わってきます。その素晴らしさは、アリョーナ・サフチェンコにも共通したものだと思います。どちらもすぐに優れた選手になった訳ではありません。素晴らしい結果を得るために、懸命に努力し、ようやくそれを成し遂げました。
そしてその後も滑りつづけ、結果が出るときも出ないときも、うまく行くときも行かないときも、彼女たちの滑りは常に、自分のやっているスケートが大好きなんだということを感じさせるものでした。
クニツァさん:わたしはプルシェンコとヤグディンの時代、あるいはその少し前からフィギュアを見てきました。そしてすべてのスケート選手たちが、新たな規則に合わせながら、ジャンプやスケーティングなど、フィギュアスケートを技術的に高めてきました。もちろん、そこに大きな貢献を果たしたのは羽生結弦です。何年もの間、彼は文句なしで最高のスケーターでした。
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スプートニク:フィギュアの歴史には夫婦ペアというのは何組もあり(ベロウソワ・プロトポポフ組、ロドニナ・ザイツェフ組、ゴルデーエワ・グリンコフ組、中国の申雪・趙宏博など)、素晴らしい結果を残しています。その理由はなんだと思いますか?
コストルナヤさん:やはり夫婦というのは、単なるペアよりも相手のことをよりよく知っているからでしょうね。一緒にいる時間がとても長く、次第に2人で一つと考えられるようになります。そうすると考え方も似てきて、互いを理解するのにたくさん説明しなくても済むのではないでしょうか。
クニツァさん:パートナーのことをつま先から頭のてっぺんまで分かるようになるのでしょうね。夫婦ペアの中でわたしが一番好きなのはエカテリーナ・ゴルデーエワとセルゲイ・グリンコフのペアです。ユニゾンの息がぴったりで、誰にもできないほどに揃った演技をしていました。
スプートニク:お二人は今年5月に婚約を発表されました。結婚されることで、ペアとしての絆がより強くなると思いますか?
コストルナヤさん:さぁ、どうでしょう。時間が答えを出してくれるでしょう。
クニツァさん:もちろん、強くしてくれると思います。
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スプートニク:2019/2020シーズンに、アリョーナはグランプリシリーズのNHK杯で紀平梨花、アリーナ・ザギトワより高得点を出し、センセーションを起こしました。あのときのことを覚えていますか?日本という国からどのような印象を受けましたか?
コストルナヤさん:すべて覚えている訳ではありませんが、全体の印象は記憶しています。ただ、日本では本当にさまざまな気持ちを経験しました。たとえば、カナダに行っても、英語はもはや外国語のようには感じませんが、日本語はまったく完全に別の言語で、本当に何も分かりません。看板にも漢字が書かれているだけだし、レストランではすべて写真で選んでましたね。その代わり、どこにでもインターネットがあり、どこでも接続でき、タクシーはカードでタッチすれば支払えます。渋谷、新宿、どこもとても印象に残っています。
「ドリーム・オン・アイス」というツアーに参加したとき、ビデオゲームやコスプレなどに関連したアニメーションめぐりのエクスカーションがあったのですが、それがとても気に入りました。今でもそのときの感動が忘れられないくらいです。あちこちにかわいいものが溢れていて、要らないものでも、買わずにはいられませんでした。まだ開けていないままの買い物バッグがあるんですよ。どれも本当に必要ないものばかりですが、すべて日本のものですからね。
それからたしか2020年か2021年の夏から秋にかけて、日本のいろいろな場所に行き、散策したり、お寺を見たり、しゃぶしゃぶレストランに行ったり、地下鉄に乗ったりしました。あのときの旅行でさらに日本が好きになりました。
スプートニク:国際大会に戻りたいと思いますか?
コストルナヤさん:もちろんです。国際大会はまったく違うレベルの大会ですからね。また状況を変えることで、奮起し、新たなエネルギーを得ることができます。そしてそれは次の結果へのモチベーションになるのです。
わたしたちはロシアのスケート選手をよく知っていて、誰がどのようなトレーニングをしているのかわかっています。そこで、自分自身を高めるというよりも、競争相手に負けないことを目標にしがちです。もちろん、これは一定の退化につながります。もちろん、外国人選手の演技もチェックしています。誰がどのような状態にあるのか知るのはとても興味深いです。
スプートニク:現在、お二人にとってはフィギュアスケートが主な活動ですか?
コストルナヤさん:そうです。これが今のわたしたちの仕事ですね。今は指導も行っていて、子供や大人を相手に個人レッスンをしています。サイトがあり、誰でも予約することができます。スケート靴を履いてなんとか氷の上に立てて、転ぶのを助けなくてもいい程度の大人も来ています。わたしは背が低いので、転びそうな大人を支えることができなくて・・・子供なら何歳からでも受け入れています。
わたし自身、子供時代、フィギュアスケート教室に入ったときには、正しい転び方を習いました。わたしはわんぱく少女で、しょっちゅう木から落ちていたんです。
今、わたしが教えているのは主に子供たちで、ゲオルギーはスケートができるようになりたいという大人を教えています。もちろん、コーチとしても成長しなければなりませんが、子供たちと仲良くなり、好きになってもらえるよう努力しています。
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