https://sputniknews.jp/20230722/16609455.html
【特集】バイオリニスト今川こころさん ロシアで芽生えたプロとして生きる覚悟、思いがけない巨匠との共演
【特集】バイオリニスト今川こころさん ロシアで芽生えたプロとして生きる覚悟、思いがけない巨匠との共演
Sputnik 日本
... 2023年7月22日, Sputnik 日本
2023-07-22T10:30+0900
2023-07-22T10:30+0900
2023-07-22T10:30+0900
ロシア
文化
音楽
社会
オピニオン
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/07/16/16609298_0:0:1280:721_1920x0_80_0_0_74544f6e17774fba89bef294776219b5.jpg
4歳からバイオリンをはじめ、いつか海外留学をしたいと夢見ていた今川さん。当初はモスクワではなくウィーンへの留学を検討していました。しかし、オーストリアの町ペルチャッハにて、力試しに参加したブラームス国際コンクールで運命の出会いがあり、ロシア行きを打診されました。音楽院で本格的に学ぶ前に、まずは予備科へ入学。そこでは本科に進むための準備として、ロシア語をはじめ、必要となる主要科目を徹底的に勉強しました。現在に至るまで合計6年間ロシアで過ごし、その間には、コロナ禍もあれば、ウクライナ情勢による様々な困難もありました。周囲の日本人の中には、やむを得ずロシア留学を断念する人も。それでも今川さんは、在モスクワの日本人たちに励まされながら、音楽院でバイオリン修行を続ける道を選びました。そうやって身についたのは、忍耐力や、何があっても物事に動じない力。音楽院の卒業式では、最優秀の成績をおさめた学生にのみ授与される「赤のディプロマ」をもらうことができました。今後は、ソロのバイオリニストとして、モスクワを拠点に更に活躍の場を広げていきます。これまでの努力の集大成となったチャイコフスキーコンクールで今川さんの演奏を聴いたクラシックファンの日本人男性は「今川さんの演奏は聴いている人をひきつける何かがあると思っています。当然、彼女の才能はあるわけですが、それに加えて、徹底的に叩き込まれた正確な基礎技術、それに裏打ちされた超絶技巧があって、これらが融合し、なんとも言えない素晴らしい調べです。そうそう、バイオリンってこうだったなと、バイオリンの魅力をあらためて感じさせてくれます」と話してくれました。ロシア生活の悲喜こもごもやロシアの特徴、世界的指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏&マリインスキー劇場管弦楽団との共演、ロシア留学を目指す後輩たちへのメッセージなど、音楽好きの方もそうでない方も、インタビュー動画をご覧ください!関連記事
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
徳山 あすか
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/703/00/7030049_1221:210:2734:1722_100x100_80_0_0_5796415ffb2e68b4f94b15ab20b3f111.jpg
徳山 あすか
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/703/00/7030049_1221:210:2734:1722_100x100_80_0_0_5796415ffb2e68b4f94b15ab20b3f111.jpg
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
今川こころさん モスクワ音楽院の学生生活とチャイコフスキー国際コンクール出場を振り返ってインタビュー
Sputnik 日本
モスクワ音楽院の学生生活とチャイコフスキー国際コンクール出場を振り返ってインタビュー
2023-07-22T10:30+0900
true
PT15M38S
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/07/16/16609298_143:0:1280:853_1920x0_80_0_0_499f0e5a0d6d6fb7ab07a05f6729db6c.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
徳山 あすか
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/703/00/7030049_1221:210:2734:1722_100x100_80_0_0_5796415ffb2e68b4f94b15ab20b3f111.jpg
ロシア, 文化, 音楽, 社会, オピニオン, видео
ロシア, 文化, 音楽, 社会, オピニオン, видео
【特集】バイオリニスト今川こころさん ロシアで芽生えたプロとして生きる覚悟、思いがけない巨匠との共演
世界三大音楽院のひとつ、モスクワ音楽院。世界の精鋭が集まるこの音楽院でバイオリンを専攻し、今夏に卒業した今川こころさん。秋からはモスクワ音楽院の大学院へ進学します。今川さんは先日行われた第17回チャイコフスキー国際コンクールにも出場し、会場からは声援と盛大な拍手が送られました。山あり谷ありだった今川さんの留学生活やコンクール秘話、最近の嬉しいサプライズなどについて話を聞きました。
4歳からバイオリンをはじめ、いつか海外留学をしたいと夢見ていた今川さん。当初はモスクワではなくウィーンへの留学を検討していました。しかし、オーストリアの町ペルチャッハにて、力試しに参加した
ブラームス国際コンクールで運命の出会いがあり、ロシア行きを打診されました。
音楽院で本格的に学ぶ前に、まずは予備科へ入学。そこでは本科に進むための準備として、ロシア語をはじめ、必要となる主要科目を徹底的に勉強しました。現在に至るまで合計6年間ロシアで過ごし、その間には、コロナ禍もあれば、ウクライナ情勢による様々な困難もありました。周囲の日本人の中には、やむを得ず
ロシア留学を断念する人も。それでも今川さんは、在モスクワの日本人たちに励まされながら、音楽院でバイオリン修行を続ける道を選びました。
そうやって身についたのは、忍耐力や、何があっても物事に動じない力。音楽院の卒業式では、最優秀の成績をおさめた学生にのみ授与される「赤のディプロマ」をもらうことができました。今後は、ソロのバイオリニストとして、モスクワを拠点に更に活躍の場を広げていきます。
これまでの努力の集大成となったチャイコフスキーコンクールで今川さんの演奏を聴いたクラシックファンの日本人男性は「今川さんの演奏は聴いている人をひきつける何かがあると思っています。当然、彼女の才能はあるわけですが、それに加えて、徹底的に叩き込まれた正確な基礎技術、それに裏打ちされた超絶技巧があって、これらが融合し、なんとも言えない素晴らしい調べです。そうそう、バイオリンってこうだったなと、バイオリンの魅力をあらためて感じさせてくれます」と話してくれました。
ロシア生活の悲喜こもごもやロシアの特徴、世界的指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏&マリインスキー劇場管弦楽団との共演、ロシア留学を目指す後輩たちへのメッセージなど、音楽好きの方もそうでない方も、インタビュー動画をご覧ください!