クリミア大橋付近でウクライナのミサイル2発を撃墜=ロシア国防省

© 写真 : Eyewitness video frameクリミア大橋
クリミア大橋 - Sputnik 日本, 1920, 12.08.2023
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ロシア国防省は12日、クリミア大橋付近で同日午後、攻撃型に改造されたウクライナの誘導ミサイル「S-200」2発を防空システムが撃墜したと発表した。死傷者は被害はない。
ロシア国防省によると、現地時間12日午後1時ごろ、攻撃型に改造された対空誘導ミサイルS-200でウクライナがクリミア大橋へのテロ攻撃を試みたが、ロシアの防空システムがウクライナのミサイルを適時に探知、迎撃した。死傷者は被害はない。
同省はその後、15時ごろに同様のミサイルによる橋に対する2回目の攻撃が試みられたが、ミサイルは空中で迎撃されたと発表した。また同じく死傷者や被害はない。
ロシア外務省は、ウクライナがクリミア大橋への攻撃を試みたことを非難した。
「これは全くもって民間のインフラ施設であり、それに対する攻撃は容認できない。クリミアを攻撃するというキエフの試みに対抗手段を講じないわけにはいかない」
アクショーノフ氏は自身のTelegramチャンネルで、平静を保ち、公式の情報源のみを信頼するよう求めた。
先に、橋付近の煙について報告されていた。クリミア首長顧問のクリュチコフ氏は自身のTelegramチャンネルで、この煙幕は特殊部隊によって張られたものであり、間もなく取り除かれると説明した。また、停止されていた車両の往来も近いうちに再開されるという。
ロシア南部のクリミア半島とクラスノダール地方を結ぶクリミア大橋(ケルチ海峡大橋)に対し、ウクライナはこれまでに2度のテロ攻撃を行っている。2023年7月17日にかけての深夜、ウクライナの2機の水上型ドローンが橋を攻撃。このテロの結果、2人が死亡、未成年者1人が負傷した。また2022年10月に実行された最初のテロでは、橋を走行中のトレーラーカーが爆発し、3人が死亡した他、橋の2本の車道が部分的に損壊している。いずれのテロ攻撃でも狙われ、死亡したのは民間人だった。
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