Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

鹵獲された米戦闘車「ブラッドレー」の分析結果が判明

© 写真 : Public domainブラッドレー
ブラッドレー - Sputnik 日本, 1920, 01.09.2023
サイン
ロシアがウクライナ軍との戦闘で鹵獲した西側兵器の分析のなかで、米製歩兵戦闘車「ブラッドレー」がロシアの戦闘車「BMP3」に実戦での効率性で劣っていることが明らかになった。露軍需大手「ロステック」傘下の「クルガン機械工場」で副社長を務めるロマン・フロモフ氏がスプートニクに語った。

「特殊軍事作戦で鹵獲されたサンプルの本格的な調査により、米製歩兵戦闘車のブラッドレーはロシアのBMP3の類似物ではないことが判明した。戦利品の分析結果は、BMP3が火力や機動性、運用の便利さ、メンテナンス、修理などの性能において、ブラッドレーを1段階上回っていることを示している」

ロマン・フロモフ
クルガン機械工場副社長
例としてフロモフ氏は、ロシアのBMP3と違い、ブラッドレーは事前に大掛かりな準備をしなくては水上を進めないことを挙げた。また、ブラッドレーには「25ミリ自動砲しか装備されていない」と指摘した。さらに、ブラッドレーは特殊軍事作戦が行われている地域の土壌では、機動性や移動能力が低くなるとしている。
© Sputnik / Grigory Sisoyev / メディアバンクへ移行こちらはロシアのBMP3。主な武器は100ミリ砲(40発)、30ミリ砲(500発)、対戦車ミサイル(8発、同時装填は3発)。一方のブラッドレーは25ミリ砲(900発)、対戦車ミサイル(7発、同時装填は2発)となっている。
Генеральная репетиция парада Победы на Красной площади - Sputnik 日本, 1920, 02.09.2023
こちらはロシアのBMP3。主な武器は100ミリ砲(40発)、30ミリ砲(500発)、対戦車ミサイル(8発、同時装填は3発)。一方のブラッドレーは25ミリ砲(900発)、対戦車ミサイル(7発、同時装填は2発)となっている。
露著名軍事専門家のアレクセイ・レオンコフ氏は両兵器の違いを次のように評価している。

「ブラッドレーの主な兵器は25ミリ砲だ。一方でBMP3には30ミリ砲と100ミリ主砲がある。これがより広範な戦闘任務の遂行を可能にしている。100ミリ砲は相手に深刻な打撃を与える。さらに8発の対戦車ミサイルも備えている。ブラッドレーはこの点においても劣っている。ブラッドレーには2連装対戦車ミサイルシステム『TOW2』しかない」

アレクセイ・レオンコフ
軍事専門家
前出のフロモフ氏によると、実はBMP3とブラッドレーの比較分析は過去にも行われている。1991年にアラブ首長国連邦の陸軍用歩兵戦闘車の入札が行われたときのことだ。

「当時のソ連からはBMP2とBMP3、米国からはM2ブラッドレーが入札した。比較分析の結果、BMP3のほうが大幅に優れていることが分かり、アラブ首長国連邦は90年代に600台のBMP3を購入した」

ロマン・フロモフ
クルガン機械工場副社長
ウクライナに供与されたブラッドレーは改良されたもので、特に新たな電子システムが加わっているという。だが、操作が複雑なうえ、システムがやられると射撃武器が使えなくなるため、弱点にもなっている。
「レオパルト2A6」 - Sputnik 日本, 1920, 17.06.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
鹵獲された戦車「レオパルト2」 ロシアにどのように調べられるのか
ブラッドレーを含む鹵獲された西側兵器の部品の研究は現在も続いている。
BMP3はクルガン機械工場で作られた歩兵戦闘車。歩兵戦闘車としては大型の100ミリ主砲のほか、30ミリ自動砲や機関銃も装備されており、軽戦車の様相を呈している。最高速度は時速70キロ、水上でも時速9.5キロで進める。追加装甲なしだと重量は19トンで、輸送機や揚陸艦で移送できる。
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