ロシア人軍事専門家が語る 露軍がウクライナで使う主な兵器

© Sputnik / Iliya Pitalev / メディアバンクへ移行新型自走砲「コアリツィヤ-SV」
新型自走砲「コアリツィヤ-SV」 - Sputnik 日本, 1920, 03.09.2023
サイン
現在、特別軍事作戦ゾーンの主な戦闘は大砲と無人機によって戦われている。軍事専門家で防空軍博物館の館長を務めるユーリー・クヌートフ元大佐はロシアのLenta.ru紙からの取材に対し、ロシア軍が主に使用している兵器を挙げた。
「ロシアが使用している砲兵システムはまだほとんどがソ連時代の設計だが、今は新しい『2S35 コアリツィヤ-SV 152mm自走榴弾砲』も現れはじめた。多連装ロケットランチャーの『MLRS タルナード』シリーズも使われ始めたが、これはまだ大量生産はされていない」クヌートフ氏はこう語っている。
砲兵システムに加え、特別軍事作戦で重要な役割を果たしているのがロシアの無人機。クヌートフ氏によると、ロシアの徘徊型無人航空機「ランセット」はウクライナ軍を恐怖に陥れている。
「また、『オルラン30』(編集:無人偵察機)は標的を照らす能力を持っているため、精度の高い命中率で攻撃ができる。戦車では、『T-90Mプロルィフ』は現在、世界最高の戦車とみなされている。少なくともウクライナで使用されている戦車の中ではトップだ」クヌートフはこう続けた。
ブラッドレー - Sputnik 日本, 1920, 01.09.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
鹵獲された米戦闘車「ブラッドレー」の分析結果が判明
また、ロシアの「キンジャール」ミサイルも非常に高い精度で目標を破壊することができ、比類がないとクヌートフ氏は指摘している。
関連ニュース
「世界最先端」 ロシア戦車の力に米国が感嘆
【視点】やる気がないのか、無理なのか? 米国はウクライナに十分軍備を渡したと判断
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала