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【解説】なぜ米国とウクライナのネオナチは連結するのか その糸を引くCIA
【解説】なぜ米国とウクライナのネオナチは連結するのか その糸を引くCIA
Sputnik 日本
米中央情報局(CIA)は国家政策の道具として国内外でファシスト集団を利用している。米国人ジャーナリストで独立系メディアの評論員を務めるライアン・クリスティアン氏はスプートニクに対してこう語っている。 2023年9月8日, Sputnik 日本
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9月2日、2つのネオナチ組織「ブラッド・トライブ」(Blood Tribe、「血族」の意)と 「ゴイム・ディフェンス・リーグ」(Goyim Defense League、「ゴイム防衛連盟」)の数十名のメンバーが米フロリダ州でディズニーワールドを目指して行進を行った。元米海兵で「ブラッド・トライブ」のクリストファー「ザ・ハンマー」ポールハウス代表は、ウクライナのナチ集団「アゾフ大隊」(ロシア連邦ではテロ組織として認定)を称えるシュプレヒコールを上げ、その隣を米国人ネオナチのケント「ボーンフェイス」(「骨の顔」の意)マクレーランが練り歩いた。保守派の調査記者のローラ・ルーマー氏は自身のツイッター上で、CIAがマクレーランをウクライナに送り込み、ウクライナのネオ・ファシスト組織「右派セクター」(ロシア連邦ではテロ組織として認定)と、「アゾフ」関連の国際的な極右組織「ミザントロピック・ディヴィジョン」(Misanthropic Division、「人間嫌い師団」の意)にボランティアとして志願させた事実を暴いた。ルーマー氏はまた、マクレーラン「ボーンフェイス」が戦争犯罪に関与していた恐れが高いとし、証拠として、アゾフ大隊の制服を着たマクレーランが「民間人の遺体の脇に立つ」写真を添付した。ルーマー氏はこの写真を法医学鑑定にかけ、信憑性を確認している。ルーマー氏は、後日、マクレーラン「ボーンフェイス」自身が脅迫電話をかけてきた際に、自分の方から他に加担した新たな戦争犯罪を告白したと話している。ラジオ番組も担当するライアン・クリスティアン記者は、今、起きていることの全体像は単なる、米国とウクライナのネオナチ組織とのつながりという話をはるかに超えるという。クリスティアン記者は、確かに過激派はどこの国にも存在するものの、中にはどう考えても米政府の 「エージェント 」のような者が存在すると強調している。以来、西側のマスコミは躍起になって「アゾフ」の悪評を掃おうとしている。特別作戦の開始時にマリウポリで、アゾフの数千人の戦闘員が投降した際に、その多くの者の身体がハーケンクロイツのやその他のナチスのシンボルのタトゥーで覆われていたことが分かった後でもアゾフを悪く言おうとはしない。それどころか、アゾフはかつて大隊だったが、今日ではすでに独自の国民軍団(ナショナル・コー)を持ち、彼らが警察を動かしている事実をクリスティアン記者は指摘している。クリスティアン記者は、CIAには「エアロダイナミック」(Aerodynamic)というプロジェクトがあることを指摘している。同プロジェクトは、ウクライナ民族主義の思想家であり、ナチス独の共犯者でユダヤ人と自分の同胞を大量殺害したステパン・バンデラの信奉者の残党を支援するための米国の諜報活動である。クリスティアン記者は、CIAがウクライナの民族主義者を育成し、資金を提供していたことが完全に証明されれば(この事実についてはFBI内でさえ話題になっていた)、今日の事態の全体像の多くが明らかになると語っている。
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【解説】なぜ米国とウクライナのネオナチは連結するのか その糸を引くCIA
米中央情報局(CIA)は国家政策の道具として国内外でファシスト集団を利用している。米国人ジャーナリストで独立系メディアの評論員を務めるライアン・クリスティアン氏はスプートニクに対してこう語っている。
9月2日、2つのネオナチ組織
「ブラッド・トライブ」(Blood Tribe、「血族」の意)と
「ゴイム・ディフェンス・リーグ」(Goyim Defense League、「ゴイム防衛連盟」)の数十名のメンバーが米フロリダ州でディズニーワールドを目指して
行進を行った。元米海兵で「ブラッド・トライブ」のクリストファー「ザ・ハンマー」ポールハウス代表は、ウクライナのナチ集団「アゾフ大隊」(ロシア連邦ではテロ組織として認定)を称えるシュプレヒコールを上げ、その隣を米国人ネオナチのケント「ボーンフェイス」(「骨の顔」の意)マクレーランが練り歩いた。
保守派の調査記者のローラ・ルーマー氏は自身の
ツイッター上で、CIAがマクレーランをウクライナに送り込み、ウクライナのネオ・ファシスト組織「右派セクター」(ロシア連邦ではテロ組織として認定)と、「アゾフ」関連の国際的な極右組織「ミザントロピック・ディヴィジョン」(Misanthropic Division、「人間嫌い師団」の意)にボランティアとして志願させた事実を暴いた。
ルーマー氏はまた、マクレーラン「ボーンフェイス」が戦争犯罪に関与していた恐れが高いとし、証拠として、アゾフ大隊の制服を着たマクレーランが「民間人の遺体の脇に立つ」写真を添付した。ルーマー氏はこの写真を法医学鑑定にかけ、信憑性を確認している。ルーマー氏は、後日、マクレーラン「ボーンフェイス」自身が脅迫電話をかけてきた際に、自分の方から他に加担した新たな戦争犯罪を告白したと話している。
ラジオ番組も担当するライアン・クリスティアン記者は、今、起きていることの全体像は単なる、米国とウクライナのネオナチ組織とのつながりという話をはるかに超えるという。クリスティアン記者は、確かに過激派はどこの国にも存在するものの、中にはどう考えても米政府の 「エージェント 」のような者が存在すると強調している。
「例えば、『パトリオット・フロント』(「愛国者戦線」)のような組織の活動を入念に調査すれば、すべての 『糸 』がCIAと彼らのアジェンダにつながっていることに気づくだろう。…これは事実、重要なことだ。なぜならウクライナでは多くの人々が 『ロシアの言う(ウクライナの)脱ナチス化は嘘 』だと話しているからだ。ところがその一方で、企業メディアは2022年2月まではウクライナにはナチズムの問題があることを語り続けていたのに、その後は突然沈黙してしまっている」
以来、西側のマスコミは躍起になって「アゾフ」の悪評を掃おうとしている。特別作戦の開始時にマリウポリで、アゾフの数千人の戦闘員が投降した際に、その多くの者の身体がハーケンクロイツのやその他のナチスのシンボルのタトゥーで覆われていたことが分かった後でもアゾフを悪く言おうとはしない。
それどころか、アゾフはかつて大隊だったが、今日ではすでに独自の国民軍団(ナショナル・コー)を持ち、彼らが警察を動かしている事実をクリスティアン記者は指摘している。
クリスティアン記者は、CIAには
「エアロダイナミック」(Aerodynamic)というプロジェクトがあることを指摘している。同プロジェクトは、ウクライナ民族主義の思想家であり、ナチス独の共犯者でユダヤ人と自分の同胞を大量殺害したステパン・バンデラの信奉者の残党を支援するための米国の諜報活動である。
「私の知る限り、このCIAのプログラムは1948年に始まった。CIAは、ウクライナ民族主義者組織と、その活動員のニコライ・レベジ(ミコラ・レベジ)というナチスの戦犯を利用して、ファシズムを育成した。レベジはニューヨークに連れられて、『プロローグ』(編集:出版および研究センター)という会社を経営していた。そしてこの会社は米国のオーディエンス向けの放送を行っていた」
クリスティアン記者は、CIAがウクライナの民族主義者を育成し、資金を提供していたことが完全に証明されれば(この事実についてはFBI内でさえ話題になっていた)、今日の事態の全体像の多くが明らかになると語っている。