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防衛省「原因非公表だが安全」 オーバーランの米無人機が飛行再開へ
防衛省「原因非公表だが安全」 オーバーランの米無人機が飛行再開へ
Sputnik 日本
海上自衛隊の鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)で8月、一時的に配備されている米軍の無人機(ドローン)MQ9・リーパーがオーバーランした事故で、防衛省は29日、停止していた飛行を再開すると鹿屋市に伝達した。同省は安全が確認されたとしているが、事故原因は米軍の機密事項だとして明かさなかった。日本メディアが伝えている。 2023年9月29日, Sputnik 日本
2023-09-29T18:29+0900
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NHKや共同通信などによると、九州防衛局の江原康雄局長が29日、鹿屋市役所を訪れて中西茂市長と面会。市民に不安を与えたことに対して謝罪したうえで、米軍が機体の安全性を確認したと説明した。一方、事故原因については米軍の調査報告書が非公開とされているとして明らかにしなかった。米軍は防衛省に対し、飛行の安全に関わる構造上の欠陥はなく、操作手順の確認や、追加の訓練を行うと説明。だが、防衛省は米軍報告書の内容を含む原因に関する詳細な説明を受けたうえで非公表としているのか、米軍の主張を鵜呑みにしただけなのかは不明となっている。中西市長は「米側の対応が適切だとした政府の判断は重く受け止めざるを得ない」としたうえで、「再発防止には原因の特定が一番」と述べた。運用再開の時期は未定だが、防衛省は再開時に再度発表するとしている。鹿屋基地では昨年11月、1年間の期限付きでMQ9が配備された。事故は今年8月22日午前11時頃に発生。滑走路をオーバーランしたMQ9は地上施設に接触した後、滑走路脇の草地に停止した。
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防衛省「原因非公表だが安全」 オーバーランの米無人機が飛行再開へ
海上自衛隊の鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)で8月、一時的に配備されている米軍の無人機(ドローン)MQ9・リーパーがオーバーランした事故で、防衛省は29日、停止していた飛行を再開すると鹿屋市に伝達した。同省は安全が確認されたとしているが、事故原因は米軍の機密事項だとして明かさなかった。日本メディアが伝えている。
NHKや共同通信などによると、
九州防衛局の江原康雄局長が29日、鹿屋市役所を訪れて中西茂市長と面会。市民に不安を与えたことに対して謝罪したうえで、米軍が機体の安全性を確認したと説明した。一方、事故原因については米軍の調査報告書が
非公開とされているとして明らかにしなかった。
米軍は防衛省に対し、飛行の安全に関わる構造上の欠陥はなく、操作手順の確認や、追加の訓練を行うと説明。だが、防衛省は米軍報告書の内容を含む原因に関する詳細な説明を受けたうえで非公表としているのか、米軍の主張を鵜呑みにしただけなのかは不明となっている。
中西市長は「米側の対応が適切だとした政府の判断は重く受け止めざるを得ない」としたうえで、「再発防止には原因の特定が一番」と述べた。
運用再開の時期は未定だが、防衛省は再開時に再度発表するとしている。
鹿屋基地では昨年11月、1年間の期限付きでMQ9が配備された。事故は今年8月22日午前11時頃に発生。滑走路を
オーバーランしたMQ9は地上施設に接触した後、滑走路脇の草地に停止した。