https://sputniknews.jp/20231006/17324972.html
空席となった下院議長のポスト、引き継ぐ用意ある=トランプ氏
空席となった下院議長のポスト、引き継ぐ用意ある=トランプ氏
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ドナルド・トランプ前大統領は共和党が候補者選出で合意に至らない場合、一時的に下院議長のポストを引き継ぐ用意がある。FOXニュースの取材に応じた中で表明した。 2023年10月6日, Sputnik 日本
2023-10-06T09:51+0900
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トランプ氏は取材の中で、「彼らは党のため、合意が得られるまでの短期間、受け入れることに同意できないかと尋ねた。私がそうしたいからするわけではない。必要とあらば、彼らが合意に至らないならば、私はそうする」と発言した。元大統領によると、共和党が最終候補者の合意に至るまで、「30日間、60日間、または90日間」にわたって下院議長に就任する用意があるという。トランプ氏は議会にいる多くの「友人」から、そのように要請されたと指摘している。トロイ・ニールズ下院議員(共和党)はSNSに投稿した中で、議員の多くがトランプ前大統領を指名する予定だと記した。ニールズ下院議員は投稿の中で、「ドナルド・J・トランプの下院議長立候補を支援するため、指名演説をしたいと考えている多くの議員から連絡を受けている」と記し、「来週は大事な週になる」とした。下院議員以外の人物が議長のポストに就任したことは歴史上ないものの、これを禁止する法律はない。議長選挙は10月11日に予定されており、その前日に共和党は候補者について話し合う党員集会を開催する。マッカーシー米下院議長の解任米下院で3日に行われた採決の結果、マッカーシー氏の解任には216人が賛成し、210人が反対票を投じた。下院議長の解任は、米国史上初めてのことであった。マッカーシー氏の解任を求める動議を提出したのは、同じ共和党所属のマット・ゲーツ議員。マッカーシー氏が「シャットダウン(政府閉鎖)」を避けるために民主党と妥協し、45日間にわたって政府への資金提供を継続する予算(いわゆる「つなぎ予算」)を成立させたことを非難。また、ウクライナへの資金提供を目的としてジョー・バイデン大統領との「秘密協定」に合意した疑いがあると指摘していた。解任動議の可決を受け、下院は11日まで休会となった。それまでに次の下院議長選出に向け、各会派が候補者選定などの準備を進める。11月17日までが期限の「つなぎ予算」ではウクライナ支援が含まれておらず、バイデン政権が要請している240億ドルの経済・軍事支援の議論は、次の議長が決まるまでは完全にストップする。ただでさえ与野党対立、共和党の内部闘争で混乱するなか、議長選出が長期化すれば、支援予算の成立は一層遠のくこととなる。関連ニュース
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空席となった下院議長のポスト、引き継ぐ用意ある=トランプ氏
ドナルド・トランプ前大統領は共和党が候補者選出で合意に至らない場合、一時的に下院議長のポストを引き継ぐ用意がある。FOXニュースの取材に応じた中で表明した。
トランプ氏は
取材の中で、「彼らは党のため、合意が得られるまでの短期間、受け入れることに同意できないかと尋ねた。私がそうしたいからするわけではない。必要とあらば、彼らが合意に至らないならば、私はそうする」と発言した。
元大統領によると、共和党が最終候補者の合意に至るまで、「30日間、60日間、または90日間」にわたって下院議長に就任する用意があるという。トランプ氏は議会にいる多くの「友人」から、そのように要請されたと指摘している。
トロイ・ニールズ下院議員(共和党)はSNSに投稿した中で、議員の多くがトランプ前大統領を指名する予定だと記した。ニールズ下院議員は投稿の中で、「ドナルド・J・トランプの下院議長立候補を支援するため、指名演説をしたいと考えている多くの議員から連絡を受けている」と記し、「来週は大事な週になる」とした。
下院議員以外の人物が議長のポストに就任したことは歴史上ないものの、これを禁止する法律はない。議長選挙は10月11日に予定されており、その前日に共和党は候補者について話し合う党員集会を開催する。
米下院で3日に行われた採決の結果、マッカーシー氏の
解任には216人が賛成し、210人が反対票を投じた。下院議長の解任は、米国史上初めてのことであった。
マッカーシー氏の解任を求める動議を提出したのは、同じ共和党所属のマット・ゲーツ議員。マッカーシー氏が「シャットダウン(政府閉鎖)」を避けるために民主党と妥協し、45日間にわたって政府への資金提供を継続する予算(いわゆる
「つなぎ予算」)を成立させたことを非難。また、ウクライナへの資金提供を目的としてジョー・バイデン大統領との「秘密協定」に合意した疑いがあると指摘していた。
解任動議の可決を受け、下院は11日まで休会となった。それまでに次の下院議長選出に向け、各会派が
候補者選定などの準備を進める。11月17日までが期限の「つなぎ予算」ではウクライナ支援が含まれておらず、バイデン政権が要請している240億ドルの経済・軍事支援の議論は、次の議長が決まるまでは完全にストップする。ただでさえ与野党対立、共和党の内部闘争で混乱するなか、議長選出が長期化すれば、支援予算の成立は一層遠のくこととなる。