北朝鮮、日本のミサイル早期配備について「侵略に向けた準備」と非難

© 写真 : KCNA北朝鮮の指導者、金正恩氏
北朝鮮の指導者、金正恩氏 - Sputnik 日本, 1920, 16.10.2023
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北朝鮮の朝鮮中央通信は、日本が米国製巡航ミサイルの取得時期を1年前倒ししたことを念頭に、日本の自衛隊の近代化は、侵略戦争や朝鮮半島への新たな侵略に備えることを目的としていると非難する論評を表した。
10月5日、日本の木原防衛相は訪米中にオースティン国防長官と会談したなかで、日本が米国から取得し、「反撃能力」にも活用する予定の巡航ミサイル「トマホーク」を1年前倒し、2025年度から取得することで一致した
これを念頭に、朝鮮中央通信は「毎年記録を更新する軍事費、空母や最新のステルス戦闘機を含む攻撃的な最先端の軍事装備、宇宙、サイバー空間、電子戦の領域での軍事作戦訓練の完了、これらはすべて攻撃的な侵略戦争を行う準備を目的としている」と日本を非難した。
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また、8月に日米韓が首脳会談で3カ国の共同訓練定例化をうたったことは、自衛隊に朝鮮半島を侵略する手順を熟達させることを目的としていると指摘した。
日本は2022年12月、外交・防衛の基本方針を示す「国家安全保障戦略」、防衛の目標と手段を示した「国家防衛戦略」、防衛費の総額や装備品の整備規模を定めた「防衛力整備計画」の3つの文書を閣議決定した。これらの文書には、敵のミサイル発射基地などをたたく「反撃能力」の保有が明記されている。
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