プーチン大統領 「クロッカス」ホール銃撃テロ後の措置について会議を実施
2024年3月26日, 03:29 (更新: 2024年3月26日, 03:39)
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プーチン大統領は25日夜、22日の「クロッカス・シティ・ホール」銃撃テロ後にとられた措置についての会議を実施した。この中でプーチン大統領は、テロとウクライナの関係性を示す点を複数挙げ、ロシア社会がこの困難に対して、相互支援の模範を示したと謝意を示した。
プーチン大統領の声明の重要な項目
このテロがイスラム過激派の手で実行されたことは知っている。だが、私たちが関心を抱くのは、誰がこの殺し屋を雇ったのかということだ。
キエフ政権を支持する者らは、自分はテロの加担者になりたくない。だが、非常に多くの疑問が残る。
テロリストらは「クロッカス」ホールで犯罪を犯した後、なぜウクライナに行こうとしたのか。誰がそこで彼らを待っていたのか。この疑問に答える必要がある。
米国は様々なチャンネルを通じ、「クロッカス」の血なまぐさいテロにキエフの痕跡はなく、これがダーイシュ(ISIS、ロシアで活動禁止の組織)の犯行だと、皆を納得させようと必死だ。だが、イスラム過激派が果たして本当にロシア攻撃を決意したのかどうか、我々は理解する必要がある。
「クロッカス」のテロ攻撃は、キエフが行った脅迫行為と極めて論理的に合致する。
3月22日の流血テロの目的は、ロシア社会にパニックの種を蒔くことだ。
ロシア社会はこの困難な時に、真の連帯、結束、相互支援の模範を示した。
プーチン大統領は、「クロッカス・シティ・ホール」のテロ攻撃後、市民を救助した全員に感謝し、負傷者の一日も早い快癒を祈念した。