プーチン大統領は、「我われは、もし中距離ミサイルを保有しても配備しようとは思わないが、しかし、米国が保有している以上、我われももちろん保有の準備を行う」と語った。
今年はじめ、ロシアが長期間にわたり条約に違反しているとして、米国はINF全廃条約の一方的な離脱を発表した。ロシア政府は批判を全て否定している。プーチン大統領は2月2日、米国による離脱決定に対してロシアも同様の対抗措置を取り、条約の履行を一時停止すると発表した。6月26日、INF全廃条約の履行一時停止を命じる法案はロシア上院で採択された。