ルガンスク人民共和国はロシア国防省に対し、平和維持に向けた協力要請を行った。この要請を受けてプーチン大統領は独立を承認した地域への平和維持軍派遣を決定した。それと同時にプーチン大統領は独立が承認されたこれらの国家との間で外交関係を樹立し、友好、協力、相互扶助について交渉を進めるよう外務省に命じた。
プーチン大統領によると、これらの地域でウクライナ側は地下活動を用意しており、ロシア軍に対する軍事行為も計画しているという。また、現地の状況は危機的であることから、その安全保障に向けて更なる一歩を進める必要性があると指摘した。
プーチン大統領は国民向けに行った演説の中で、西側を始めとする文明社会がドンバス地域のジェノサイドに目をつむっていると発言し、その対応を批判した。およそ400万人が暮らすドンバス地域では砲撃が鳴り止まず、民間人が次々と犠牲になっていると大統領は発言し、軍事的介入の正当性を主張した。国民向けに行った演説の中でプーチン大統領はロシア国民が独立承認を支持することに期待を示した。