ブキャナン氏によると、そのようなシナリオでは、米国は核兵器の大規模な武器を持つ国に直面する。
ブキャナン氏はCBSとのインタビューで「冷戦時代の大統領らは、米国にとって決して重要ではなかった数千マイル離れた国を守るために、我々の国の存続を危険にさらすというそのような約束をすることを考えなかっただろう」と語った。同氏は、そのような決定は「クレイジー」だと述べた。
これより前、フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に参加する意向を発表した際、プーチン氏の穏やかさに驚いたことを明らかにしていた。
これより前、ロシア外務省情報報道局のアレクセイ・ザイツェフ副局長は、スウェーデンとフィンランドはNATOに加盟することで自分たちが対ロシアの地政学的ゲームに引き入れられることをゆるしたとし、両国はこれに対するロシアからの反応に遭遇するだろうと表明していた。
7月4日、フィンランドとスウェーデンがNATOへの加盟交渉を開始し、第1ラウンドが終了した。通常、交渉プロセスには数年が要することから、これは、同盟の歴史上、かつてない記録といえる。
関連ニュース