同紙によると、イージス・システム搭載船には陸上自衛隊の「12式地対艦誘導弾」を改良した巡航ミサイルが搭載される可能性がある。ミサイルの射程は最大1000キロに及ぶと指摘されている。
また、イージス・システム搭載艦は、日本海で北朝鮮のミサイル警戒にあたるため常時巡航することが想定されているという。
日本政府は、地上配備型迎撃システム「イージスアショア」の配備に代わり、2020年12月にイージス・システム搭載艦を2隻の建造計画を決定。2020年6月、日本政府はイージスアショアを自国領土内に配備する計画に関して、同システムから発射されたミサイルの加速装置が住宅地に落下する恐れがあるとして断念した。イージス・システム搭載艦2隻の導入コストは9000億円、30年使用総経費は4000億円と試算されている。
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