フリーポートLNGによると、操業の一部再開は11月初旬~中旬ごろになり、11月末には稼働率を85パーセントまで復旧できるとしている。今年7月には部分的な操業再開が10月、完全復旧は12月としていたが、約1カ月ほど遅れることになる。大阪ガスが出資する「フリーポートLNG」では6月8日に大規模な火災が発生。NHKなどによると、大阪ガスは8月1日、この火災によるLNGの代替調達費用や基地の復旧費用として、約800億円の損失を計上する見通しとなったと明らかにした。経常利益は従来の1150億円から460億円へ大幅に下方修正した。日本のLNG輸入をめぐっては19日、東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資するJERAと東京ガスが、ロシア極東の石油・ガス開発事業「サハリン2」の新たな運営会社とのガスの購入契約を継続することが明らかになった。関連ニュース