米国代表団の訪問が台湾の防衛強化の意識を高めた=蔡英文総統

台湾の蔡英文総統は26日、テネシー州出身で共和党所属のマーシャ・ブラックバーン上院議員と会談した際、米国代表団の訪問が台湾の自衛の意識を高めたと表明した。
この記事をSputnikで読む
台湾当局は25日、来年の防衛予算案を示した。これにより、軍事費の13.9% という記録的な増加が見込まれる。
ブラックバーン氏は台湾を「国」と呼び、台湾の独立を支持すると表明した。同氏は、「自由と民主主義を愛する国は台湾を支持し、台湾が独立と自由を維持できるようにしなければならない」と述べた。双方は、貿易・経済関係や半導体生産分野での協力、サプライチェーンのセキュリティ保障の問題についても話し合った。
日本の国会議員が頻繁に台湾を訪問するのは、アジア政治でより大きな役割を果たしたいという願望の表れ
25日、ブラックバーン氏は事前発表することなく軍用機で台北に到着。27日まで滞在し、国家安全保障会議の顧立雄秘書長や呉釗燮外交部長らと会談を行う。
米中間の緊張が高まる中、米国議員による台湾訪問はこの 1 カ月で 3 回目となる。8月2日~3日にナンシー・ペロシ下院議長が訪問。8月14~15日には、マサチューセッツ州出身で民主党所属のエド・マーキー上院議員を団長とする代表団が台湾を訪れている。
また、マイク・ポンペオ元国務長官が、来月、台湾で開催されるビジネスフォーラムに招待されたと報じられている。「Global Taiwan Business Forum」が9月27日に高雄市で開催され、諸外国のゲストを含む約300人のビジネス関係者が集まることになっている。
コメント