ラブロフ外相は、テレビ局「ズヴェズダー(星)」が制作した非同盟運動をテーマにしたドキュメンタリー番組の中でインタビューに応じ、西側は、いわゆる「ローブロー」と呼ばれる厳しく禁止された反則行為を行う可能性も排除できないと指摘した上で、すべては西側諸国の政治家たちの良心にかかっていると語った。
またラブロフ外相はこの中で、米国、英国と欧州は、他の国々に対し、ロシアに対する考えを変えるよう、脅しや恐喝を用いているとも指摘。一方で、対露制裁の支持に関する西側の外的圧力については、「『非同盟運動』の推進者らはこのような脅しに屈することはない」とした。ラブロフ氏はその理由について、そうした国々は、西側が長年にわたって安全保障分野におけるロシアの利益を無視してきたことに対するロシアの対応が正当なものだと考えているか、もしくは中立的立場を取ることを望んでいるからだと説明した。
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