ショイグ氏は「原子力発電所の施設を攻撃することにより、ウクライナは欧州における核の大惨事の現実的な脅威をつくり出している。国際法によると、これは核テロリズムにほかならない」と指摘した。
ロシアは1日、原発を占拠しようとする試みを阻止し、ウクライナの2つの破壊工作班及び上陸部隊を乗せた艀を殲滅した。
ショイグ氏はまた、ロシア軍の重火器はザポリージャ原発の地域にないと指摘した。
ショイグ氏は「ウクライナ当局は、あたかもロシア軍が重要なエネルギー施設で身を守りながら長距離砲システムでウクライナ軍を砲撃していると公然と嘘をついている。私は、原発の敷地とその周辺地域にロシア軍の重火器はないと責任をもって表明する。これをIAEAの委員会が自ら確信してくれるこに期待している」と述べた。
ショイグ氏は、7月中旬からウクライナ軍は西側の武器を使ってザポリージャ原発のインフラを定期的に攻撃していると指摘し、「7月18日以降、29回の砲撃が確認され、120発の砲弾が発射され、神風ドローン16機が使用された」と述べた。
またショイグ氏によると、ウクライナへの傭兵の流入は、ウクライナ側の大きな損失を背景に7分の2以上減少し、2月24日に特殊軍事作戦が始まってから2831人の戦闘員が殺害された。
さらに、特殊作戦でロシアの防空システムは8月に米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース(HIMARS)」の砲弾226発を迎撃した。ショイグ氏は「航空機19機、ヘリコプター6機、無人航空機188機を撃墜、ハイマースのロケット弾226発を迎撃した」と述べた。
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