調査の結果によると、トラス氏の新首相就任にどの程度満足しているかあるいは失望しているかという質問に対し、英国人の4%が「とても満足している」、18%が「比較的満足している」、17%が「比較的失望している」、33%が「非常にがっかりした」と回答。さらに28%が「答えられない」と回答した。保守派だけでも「非常に満足している」と答えた人は9%にとどまり、「非常にがっかりした」と答えた人は15%となった。
さらに、政策決定や生活費値上がりへの対策について、トラス内閣をどの程度信頼しているかという質問もなされた。回答者の過半数(67%)がトラス政権を「全く」あるいは「ほとんど」信頼しておらず、「ある程度信頼している」と答えたのはわずか19%だった。残りの回答者は、「質問に答えられない」とした。
また、ボリス・ジョンソン前首相と比較して、トラス氏が首相としてどの程度良くなるか、あるいは悪くなるかについて、40%が「ほぼ同じ」と答え、トラス氏の方が「良くなる」と考えているのはわずか14%だった。「悪くなる」と考えているのは27%で、さらに19%が「わからない」と回答した。
調査は9月5日、英国の成人2488 人を対象に実施した。統計誤差は示されていない。
9月5日、英国で実施された保守党の党首選挙で外相のリズ・トラス氏が選出された。トラス氏は6日、英国首相に就任する。保守党党首選でトラス氏は8万1300票を集め、この結果、6万0400票を獲得したスナク前財務相を追い抜き、勝利を手にした。
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