ブルトン氏は「欧州は過去20年間、防衛に投資していない。防衛予算を見ると、欧州は過去20年間、全体で20%増加している。一方で、ロシアは300%、米国は60%、中国は600%以上増加している」と述べた。
ブルトン氏は「これは我々の周りで物事が変化していることを意味する。そして、それに対して何かをする必要があることが分かる」と指摘した。
こうした中、ロイター通信の報道によると、ドイツ軍は中国軍による「途方もない」増強の分析を踏まえ、インド太平洋地域に追加で軍艦を派遣し、同地域におけるプレゼンスを強化すると発表した。ドイツ軍によると、中国軍は人員の規模拡大に加え、技術的にもより高度化してきているという。
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