ジョージアにおける多国間軍事演習「ノーブル・パートナー」の実施はすでに6回目。今回は2400超の軍関係者が参加した。演習の目的は国会地域における安定で安全な情勢を確保するためのジョージア、米国、地域パートナー、同盟国間の戦闘準備態勢と連携の強化。今年は演習開始以降初めて、日本とスウェーデンからも参加があった。
ゴンチャル局長によると、ロシアは、ジョージアをNATOに引き入れようとする動きが続いていること、同国への最新兵器供与に代表されるようにその動きが活発化していることに着目。ロシアは、ジョージア領内で米国・NATO加盟国参加の軍事演習が定期的に行われていることをロシアおよび同地域同盟国の国益への挑戦のみならず、南コーカサス全体における安定と安全への深刻な脅威とみなしている。
ゴンチャル局長はまた、ジョージアへの「実質的支援支持派」は自身の責任の大きさを認識する必要があり、ジョージアとNATOの協力進展における「決定的な瞬間」はロシアに「最も深刻に」考慮されることを理解していなければならないと強調した。