グレーテス氏はまた、国連はロシア産の食料及び肥料の輸出に関する障害を取り除くことに全力を尽くしていると述べ、ロシア産肥料の世界市場への供給に関する問題が解決されなければ、2023年に食料不足が起こる恐れがあるとの懸念を表明した。これに関連してグレーテス氏は、国連総会ハイレベルウィークでこの問題を提起する予定。
またグレーテス氏は、ロシアのプーチン大統領と所謂「穀物協定」を延長する可能性について話し合ったことを明らかにした。
「私がウラジーミル・プーチン大統領と最後に話したのは本日午前だ。『黒海穀物イニシアチブ』と、その延長及び拡大の可能性について話し合う機会があった」
グレーテス氏によると、同氏はプーチン大統領とザポリージャ(ザポロジエ)原子力発電所をめぐる状況と、オレニフカ(エレノフカ)の捕虜収容施設砲撃の事実を立証するための国連グループの訪問についても話し合ったという。
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