会談冒頭でモディ首相は、ウクライナ情勢を念頭にプーチン大統領に対して次のように述べている。
「閣下、私は今は戦争の時代ではないことを知っています。外交や民主主義、対話などが解決策を見つけるのに重要な手段なのです。将来、平和を達成しなくてはなりません」
これに対しプーチン大統領は、ウクライナ紛争が早く終わるようにできることを全てするが、ウクライナ側が対話を拒否していると指摘した。
「我々はなるべく早く終わるようできることを全てする。だが、相手方のウクライナ指導部は対話プロセスの拒否を宣言した。彼らは戦場で、自らの目的を軍事的手段で達成しようとしているのだ」
会談では露印間の観光ビザの免除や2国間貿易についても話し合われた。また、プーチン大統領はモディ首相をロシアに公式訪問するよう招待した。
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