マクロン大統領は演説で次のように発言した。
「私は国連安全保障理事会の改革に取り組むことを願う。これにより安保理がより包括的なものとなり、新たな常任理事国を迎え入れ、大規模犯罪があった場合は拒否権発動の権限を制限することで自らの課題を遂行できる状態にすることを提案する」
このようにマクロン大統領は、大規模犯罪があった場合には拒否権発動を制限する仕組みづくりを提案した。
国連安保理は15カ国で構成され、国連の中でも法的効力を持つ唯一の機関となっている。5カ国が常任理事国で、拒否権を持っている。非常任理事国の10カ国はそうした権限を持っていない。
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