核兵器使用に関するロシア側の言及、真剣に検討=ホワイトハウス

米国はロシア側が核兵器使用について言及していることを極めて重く受け止めているものの、現時点において自国の抑止力を発動する必要性を裏付ける証拠は確認していない。ホワイトハウスのジャンピエール報道官が表明した。
この記事をSputnikで読む
ジャンピエール報道官はブリーフィングの中で、ウラジーミル・プーチン大統領の発言を重く受け止めるとしつつ、現時点においては自国の抑止力を発動する上での理由は見いだせていないとした。ロシアが核兵器を使用すれば、その結果は世界全体とって破滅的なものとなり、ロシアは国際舞台から追放されると牽制した。
ウクライナでの露特別軍事作戦
核兵器の使用に断固反対、ウクライナとロシアの紛争を域外に飛び火させない=独首相
また、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、およびウクライナ南部のザポリージャ州、ヘルソン州で実施されている住民投票について、仮にこれらの地域がロシア領に編入される場合、米国は同盟国と連携して強力な経済制裁を迅速に発動するとした。また、仮にこれらの地域が編入されたとしても、住民投票の結果は受け入れないと指摘した。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシア編入が一番の希望 世論調査による統一住民投票の予測は?
一方、米国はロシアとの対決は希望しておらず、ウクライナ情勢の管理に努めることで直接対決を避けると強調した。
関連ニュース
米国務長官、ロシアを支援した場合の結果について中国に警告
欧州は危機の調停ではなく、その長期化を目指す=露外務省
コメント