同紙が韓国軍関係者の話として伝えたところによると、21~22日に北朝鮮東部の新浦(シンポ)で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射兆候がみられた。尹大統領は23日、米国・カナダへの外遊からの帰途で担当高官から報告を受けた。
23日には米原子力空母「ロナルド・レーガン」が、演習のため約5年ぶりに韓国・釜山に入港しており、北朝鮮はミサイル発射準備で米韓を牽制する意図があるとみられている。
このように内外から韓国軍の探知能力の穴を指摘されるなか、韓国としては発射兆候を公表することで、自国の備えや探知能力をアピールする狙いがあるとみられる。
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