ウクライナでの露特別軍事作戦

ロシアへの編入の是非を問う住民投票 3日目の様子

ドネツク・ルガンスク人民共和国、ザポリージャ(ザポロジエ)州、ヘルソン州の4地域では、ロシアへの編入の是非を問う住民投票が行われている。この投票は25日で3日目を迎えた。2日目の投票率は、ドネツク人民共和国で55.5%、ルガンスク人民共和国で45.86%、ザポリージャ州で36.54%、ケルソン州で31.79%だった。現地の諮問・協議機関がこのように発表した。
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ザポリージャ州の住民投票

クリミア共和国の政治社会研究所によると、ザポリージャ州では、住民投票で投票した人の93%がロシア連邦への編入に賛成しているという。
研究所の報告書によると、投票に関する住民へのアンケートは電話で行われた。そのアンケートには、合計で500人が答えた。
ザポリージャ州行政評議会のウラジミール・ロゴフ氏は、同州での住民投票の最終日である27日は休日になると明らかにした。

ヘルソン州の住民投票

ヘルソン州のマリーナ・ザハロワ選挙管理委員長は記者団に対し、2日間にわたりロシア国内に設置された投票所で、1万6000人以上が住民投票を行ったと明らかにした。

「昨日の24日に、ロシア連邦にある投票所で5100人が投票し、2日間の合計で1万6440人が投票した」

へルソン州の政権を率いるセルゲイ・エリセーエフ氏は、同州に向けてミサイル攻撃があったものの、ヘルソン州の住民投票は中止になることもなく実施され、予定の期限どおりに完了すると発表した。現地では治安対策が強化されている。
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