国税庁が28日に発表した「民間給与実態統計調査」によると、去年、1年を通じて民間企業で働いた会社員やパート従業員などはおよそ5270万人で、平均給与は443万3000円だった。これは2020年と比べて10万2000円、率にして2.4%増え、コロナ感染拡大前の水準にまで回復した。賞与の平均は66万6000円で、前の年より2万円増えた。
正社員とそれ以外の人で比べると、正社員が508万4000円、正社員以外が197万6000円で、いずれも前の年を上回った。
男女別では男性が545万3000円、女性が302万円で、ともに前の年を上回り、女性は1978年に男女別の統計を取り始めて以降、初めて300万円を超えた。
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