北朝鮮 日本海に向けて弾道ミサイルを発射

北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射した。韓国の聯合ニュースが報じている。
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共同通信によると、ミサイルは日本の排他的経済水域外に落下したとみられている。現在のところ、このミサイル発射による被害は報告されていない。
29日夜、日本政府は弾道ミサイル発射を受け、首相官邸の官邸対策室に関係省庁の担当者をメンバーとする緊急参集チームを招集。情報の収集と被害の確認を行っている。
政府関係者によると、29日に北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、短距離のもので、2発とみられる。岸田文雄首相は、情報収集と分析に全力を挙げ、航空機や付近を航行する船舶の安全確認を徹底するように指示を出した。
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日本の防衛省によると、北朝鮮が弾道ミサイルなどを発射したのは今年に入って21回目になる。これまで発射された20回のうち17回は弾道ミサイルと推定されており、不明の3回のうち1回についても弾道ミサイルの可能性が指摘されている。残りの2回は長距離巡航ミサイルと推定されている。
北朝鮮は、前日の28日にも弾道ミサイルの発射実験を実施した。28日に発射された2発のミサイルは高度約30キロメートル、約360キロメートル飛翔し、日本の排他的経済水域外に落下した。
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