事務所の声明によると、三遊亭円楽さんは8月下旬に入院し、肺がんの治療を再開した矢先に亡くなったという。また声明では、急に亡くなったことで遺族や関係者は「まだ悲しみに向き合うこともできず、対応におわれています」と述べられている。
葬儀は近親者のみで行われ、後日お別れの会を開催する予定だという。
三遊亭円楽さんは、1950年東京生まれ。70年に5代目三遊亭円楽に入門した。77年に六代目三遊亭圓窓の後任として演芸バラエティ番組『笑点』のメンバーとなった。2010年に6代目円楽を襲名。
この訃報を受けて、Yahoo!のコメント欄では「ショックすぎる」、「72歳で亡くなるなんて若すぎる」、「子どもの頃から親と『笑点』を見て過ごした。悲しい」と故人を偲ぶ言葉が寄せられている。落語家の立川談慶さんも「六代目三遊亭圓楽師匠の訃報に接して言葉を失っています(中略)先代圓楽師匠も、我が師匠談志も『お前、来るのは早すぎるよ』と言っているはずです。ただただ残念です。合掌。」とコメント欄で綴っている。
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