ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は30日、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポリージャ(ザポロジエ)、ヘルソン両州の4地域がロシア連邦へ編入したことを受け、ウクライナのNATO加盟を正式に申請すると宣言した。
サリバン氏は、記者団に対し「我々の見解では、今、ウクライナを支援する最善の方法は、『現場』での実践的な支援であり、NATO加盟手続きは別の機会に行うべきだ」と語った。
一方、米国はNATOの「門戸開放」政策への支持を放棄しているわけではないと強調した。サリバン氏は「加盟に関するすべての決定は、加盟国30カ国と加盟希望国の間で決定されるべきだ」と話した。
また、NATOのストルテンベルグ事務総長も「いかなる国も自らの道を決定する権利があり、NATOへの扉は開いている」としたものの、「現在NATOはウクライナの支援に集中している」と指摘し、加盟の見込みついては明言を避けた。
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