厚生労働省が9月に公表した「人口動態統計」によると、2021年の1年間に死亡した人の数は143万9856人で、亡くなった場所の割合は「病院」が最も多く65.9%、続いて「自宅」が17.2%、「老人ホーム」が10%だった。
このうち「自宅」で亡くなった人の割合は2000年代以降、13%前後で推移していたものの2019年は13.6%、2020年は15.7%、2021年は17.2%と増加傾向にある。
一方、最も割合が多い「病院」は2019年の71.3%から2021年には65.9%と、5.4ポイント減少した。これについて厚生労働省は、長引くコロナ禍により入院したくてもできない人が増えたことなども影響していると評価した。
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