ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ザポロジエ州、ヘルソン州のロシア連邦への編入

プーチン大統領、ロシアへの新領土編入に関する法律に署名

ロシアのプーチン大統領は5日、ドネツクおよびルガンスク両人民共和国、ザポリージャ(ザポロジエ)州、ヘルソン州のロシア編入に関する4つの連邦憲法に署名した。
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9月30日、ロシアのプーチン大統領はクレムリンで、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポリージャ、ヘルソン両州の住民投票の結果について演説し、その後、各地域の首長らとロシア編入に関する条約に調印した。ロシア憲法裁判所は10月2日、これらの条約がロシア憲法に合致しているとの判決を下した。ロシア下院は3日、条約を批准した。ロシア上院は4日、新たな地域の編入を承認した。
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ロシアの地域は85地域から89地域に増え、面積は約11万3000平方キロメートル増加する。4つの新たな構成主体の住民は、ロシア市民権を取得する。
ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ザポリージャ州、ヘルソン州では2026年までが移行期間となり、その間に地域では検察機関、裁判所、公証人会、弁護士会が設立される。また、地元の治安・国防機関は段階的にロシアの構成機関へ統合される。
新領土でロシアの法規範が発効されるまで、また移行期間が終わるまでは、地元当局はロシア編入前に有効だった法律に基づくことができる。
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