IT・科学

絶対に年を取らない動物 スペインの研究者らがクラゲの一種に不老不死の遺伝子を発見

歳をとらない動物も存在する。こうした動物は殺すことはできても、老衰で死ぬことはなく、加齢の機能を遺伝的に停止している。そうした動物の一種であるクラゲのTurritopsis dohrniiをスペイン人の科学者らが研究し、クラゲの種の生物学的不老不死を説明する方法を発見した。この成果を記した論文が科学雑誌『Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された。
この記事をSputnikで読む
クラゲ種のTurritopsis dohrnii が発見されたのは15年前。理論的には生物学上の不老不死を達成した、唯一の多細胞生物で、生命サイクルを再びもとに戻し、加齢をストップさせることができる。
IT・科学
日本の研究チーム、18世紀に漁網にかかった「人魚のミイラ」を研究
スペインのオヴィエド大学の研究チームは、クラゲのこうした不老不死効果の原因は他の種の2倍多く独自の遺伝子を持っているからだということを突き止めた。この遺伝子のおかげでクラゲはDNAの複製と修復を行うことができる。
Turritopsis dohrnii は外敵に遭うとこの能力を発動し、ポリプ化(生命サイクルの一段階)して海底に定着し、脅威が去ると再びクラゲに変身することができる。Turritopsis dohrniiは、生殖活動を終了した年齢の段階で若返り能力を最高100%まで保持できる唯一のクラゲ。
この研究結果は、老化のメカニズムや人間の延命の研究に役立つとされている。
関連ニュース
物理学者、タイムトラベルは可能と発表
考古学者らが中国で2千年物の「不死の霊薬」発見
コメント