ルカシェンコ大統領は、サンクトペテルブルクでのCIS非公式首脳会議の後、プーチン大統領と1対1の会談を行った際に、「連合国家の西側の国境の状況が悪化したため、ロシア連邦とベラルーシ共和国の地域共同軍団を展開することで合意した」と述べた。
連合国家とはロシア連邦とベラルーシ共和国の超国家的な主体であり、段階的に形成される政治、経済、軍事、関税、通貨、法律、人道、市場、文化上の統一的な空間を指す。
ルカシェンコ大統領は、ウクライナがベラルーシに対して開戦することは軍事的に非常識であるものの、すでにそのプロセスは始まっていると指摘し、ウクライナをこうした行動へ駆り立てているのは欧米諸国だとの見方を示している。
「彼ら(編集:ウクライナ)はベラルーシに対して開戦するよう主人らに背中を押されている。これは我々をそこへ引きずり込み、ロシアとベラルーシを同時に相手にさせるためだ」
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