林外相は、定例会見で「我が国として、ロシアの攻撃によりウクライナ各地において多くの市民が犠牲となっていることを極めて深刻に受け止めている。民間人や民間施設への攻撃は国際法違反であり、強く非難する」と述べた。
また「ロシアに対して即時に侵略を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう改めて強く求めていく」と述べた。
林外相は「現時点までに、在留邦人の生命・身体に被害が及んでいるとの情報には接していないが、同様の攻撃が続き、民間施設が巻き込まれる可能性も否定できない」とした上で、未だウクライナに滞在している日本人に対して、安全を確保した上で直ちに退避するよう呼びかけた。
G7(主要7カ国)は11日、オンラインによる緊急会合を開催し、ウクライナ各地への攻撃による被害について議論する。会合の冒頭では、ゼレンスキー大統領も参加する。
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