ヴォルガ氏は、ロシア大統領令によりザポロジエ原発の運営が「ロスエネルゴアトム」社(ロシア国営原子力企業「ロスアトム」の子会社)に委ねられ、同原発はロシアの管理下に置かれたことに言及した。
「ロスエネルゴアトム」社はザポロジエ原発について、まもなくすぐにロシアの燃料に切り替わると発表した。現在の燃料を使い切った後に切り替わるという。
ザポロジエ原発は、ウクライナ側からの砲撃を受け、独自のニーズを満たすためにディーゼル発電機に切り替えた。6基の原子炉はすべて停止しており、発電はしていない。「エネルゴアトム」社はロシア側からザポロジエ原発と電源をつなぐ技術的な可能性はないと伝えたが、ロシア側はそのような課題に取り組んでいる。