岸田首相 戦闘継続能力の維持を重視 衆院予算員会

日本の岸田文雄首相は17日の衆院予算委員会で、防衛力強化をめぐり「2023年度の予算編成過程に向けて一体かつ強力に進めたい」と述べた。予算委員会には首相と全閣僚が出席し、本格的な論戦が開始された。
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岸田首相は防衛力の抜本的強化について「防衛装備などの中身、予算、財源の三つを一体的に議論していく。予算編成過程に向けて一体かつ強力に進めていきたい」と意欲を示した。
焦点となっている敵基地攻撃能力に加え、自衛隊の弾薬備蓄や施設の老朽化など、戦闘継続能力が不足しているとの指摘を受け「継戦能力の維持、防衛施設の強化は大変重要」と強調した。
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自民党の萩生田氏は防衛費の増額について「自民党の参院選の公約であり、約束は必ず実行しなければならない」と指摘。「見た目の金額ではなく、水増しではダメだ」と主張した。
これより前、極東研究所日本研究センターのオレグ・カザコフ主任研究員がスプートニク通信の取材に応じ、日本の防衛能力の懸念材料となっている局面について解説している。
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