ウクライナ首都キエフ(キーウ)では朝から空襲警報があり、少なくとも4回の爆発があったとクリチコ市長が発表。またウクライナ大統領令府長官は、同市内の建物がドローンによる攻撃を受けたと発表した。現地メディアは、国営電力会社「ウクルエネルゴ」建物に煙が上がっている様子を伝えている。
攻撃はウクライナ南東部ドネプロペトロフスク州と北東部スームィ州でもあり、主に電力インフラ施設に集中している。ドネプロペトロフスク市では緊急停電となった。
現地報道によると17日未明、黒海に近いニコラエフ(ミコライウ)市では民間企業の事務棟およびオイル貯蔵施設が攻撃により損壊した。
オデッサ(オデーサ)州では航空機Su-35によるミサイル攻撃があり、インフラ施設1カ所が被害。同州行政府が発表した。
ロシアのプーチン大統領は10日、ウクライナの軍事、通信、エネルギー関連施設に対する集中攻撃を行ったと発表した。プーチン大統領は、ウクライナはこれまでロシア連邦領内でテロ行為を繰り返しており、その脅威レベルに合致した、厳しい対応を行うと明言していた。
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