今回の合同訓練には韓国軍からF-35A戦闘機やF-15、KF-16戦闘機など約140機、米軍からは在日米軍岩国基地(山口県)に所属する最新鋭のF-35Bステルス戦闘機など約100機が参加する。
聯合ニュースによると、韓国軍筋は、文在寅前政権期に縮小された韓米合同訓練を正常化する意味合いもあるとの見方を示しており、韓米合同空中訓練「ビジラント・エース」の事実上の復活を指す。
また、今回の演習は、中国共産党の党大会が終了する10月下旬から11月8日の米中間選挙までの間に、北朝鮮が核実験に踏み切るとの懸念から実施を決定したとされている。
さらに、オーストラリア空軍が空中給油機などを派遣して演習に参加する予定だという。
韓国は8月下旬から、米国や日本などとの合同演習を数多く実施している。一方、北朝鮮による度重なるミサイル実験は、米国は原子力空母「ロナルド・レーガン」をこの地域に移動させ、日本や韓国と合同演習を行ったことに反発して行われたものとされている。
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