米国家安全保障会議のジョン・カービー戦略広報調整官は「我々は台湾の自衛を支援することに引き続きコミットしていると言える。また、台湾と一緒にこれを提供することを常に検討する。しかし、このメッセージについて具体的な答えは何もない」と語った。
一方、米国防総省のパトリック・ライダー報道官は、言及されたトピックに関する報道についてコメントを求めた記者に対してホワイトハウスに尋ねるように語った。そして、米国務省のヴェダント・パテル副報道官によると、米国政府は台湾が必要とするものをできるだけ早く受け取ることを確実にする方針だという。
これより前、日本経済新聞は、米国が台湾と武器の共同生産を開始する計画を立てていると報じた。同紙の情報源によると、米政権でのこの問題の議論はすでに始まっている。同紙は、米台の共同生産の準備は2023年に続く予定であると報じた。その後、米台ビジネス評議会(USTBC)はこの報道を確認した。現在、共同生産の計画は「初期段階」であるという。
台湾の共同生産はこうした問題の突破口になるのであろうか。また、世界の紛争地帯に「首を突っ込む」米国の兵器支援の成功例となるのか、注目されている。
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