岸田首相は今年8月、内閣改造の実施にあたり、閣僚らに旧統一教会との関係の有無を確認。山際氏が旧統一教会との接点を明らかにしたのは留任決定直前だった。その後の報道の指摘により、2018年に教団本体が主催するイベントに出席したことを認めた。さらにその後、教団の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁と会ったことを明らかにした。立憲民主党など野党は首相に対し、山際氏の更迭を要求。与党・自民党内からも「辞めさせるしかない」などと辞任は不可避との声が上がっていた。旧統一教会をめぐる問題については、スプートニク通信ではこれより前、岸田文雄首相が今月17日に宗教法人法に規定されている「質問権」の行使による調査を実施するよう長岡文科相に指示したことを伝えた。関連記事