同紙は「ウクライナでの情勢は、欧州が直面している苦境を悪化させており、一部の外部勢力はこれを利用して状況を歪曲し、中国との関係を『危険』または『脅威』とさえ見なしている。ドイツ人を含むヨーロッパ人はだまされないようにこうした詐欺と戦う必要がある」と書いている。
記事の著者は、中独間の貿易、経済、政治関係の強化は、両国の人々に利益をもたらすだけでなく、「世界中の平和と安定を維持するために重要な貢献をする」ことも強調している。
ドイツと中国の関係は、23日に始まったドイツの国会議員代表団による台北訪問により複雑になっている。ドイツの代表団は台湾の蔡英文行政長官や呉外相らと会談する予定。10月上旬、ドイツ議員7人が台湾を訪れた。
これより前、中国共産党の習近平総書記(国家主席)は、台湾をめぐり、平和的な再統一を目指すが、武力行使は放棄しないと表明していた。
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