ペトロシャン選手はショートプログラム(SP)との合計239.31点を獲得した。2位はソフィア・サモデルキナ選手(15)で218.73点。北京五輪銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ選手(18)は3位(208.55点)と出遅れた。
ペトロシャン選手はFSのプログラムに4回転ジャンプを2本組み込んでいたが、うち1本はステップアウト、もう1本は転倒。しかし、4回転トウループを急遽もう1本組み込み、成功させた。
一方、トルソワ選手は4回転ジャンプ1本でFSに挑んだものの転倒。五輪後初の大会で緊張してしまったことを明らかにし、「(試合に)出場するのはいつも大変だった。準備が問題なのではなく、こういうものなのです」と話した。
男子では、コンドラチュク選手がSPとの合計279.00点を獲得した。2位はアレクセイ・エロホフ選手(23、241.05点)、3位はピョートル・グメンニク選手(20、236.63点)となった。
「ロシア・グランプリ」第3戦は11月4日から6日にかけてカザンで開催される。女子シングルでは第1戦優勝のカミラ・ワリエワ選手(16)らが出場する。
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