タイムズによると、プロジェクト・コンバージェンス(Project Convergence)と呼ばれる演習は、「ウクライナの大草原」を彷彿させる「見晴らしがいい風景」の米国南西部モハーベ砂漠で実施されている。
演習は2段階に分けて行われ、第1段階は太平洋の島における架空の紛争を想定し、第2段階は欧州における陸戦を想定した訓練となっている。タイムズによると、第2段階は米カリフォルニア州モハーベ砂漠にある米軍基地フォートアーウィンで実施され、英国の兵士450人とドローン操縦士の小隊が参加している。
演習では、米国のF-35戦闘爆撃機が入手したデータに基づいて目標を設定する英国の誘導式ロケット発射システムGMLRS、偵察ドローン群、オフロード走行に対応した自律走行車M-Razaを使用する訓練が行われている。
2023年には同様の演習が欧州(おそらくドイツまたはポーランド)で行われる予定。
元米海軍少将のチャールズ・ウイリアムズ氏は先に、米国は今や二重戦線を放棄し、総力を中国の脅威に集中させなければならないと主張した。
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